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高次脳機能障害の相談体制拡充を  かきた有一議員の一般質問

けがや病気で脳に損傷を負い、日常や社会生活に支障をきたす高次脳機能障害。認知症と似た症状が見られますが年齢に関係なく発症し、進行性ではないことから、適切なサポートがあれば社会生活の改善が期待できます。
 この障害へのサポートを行う団体の方と懇談したところ、川越市の相談体制がとても遅れている状況だと知らされました。国も法整備を行い、相談支援の体制が整備されてきましたが、医療関係者を含め、社会的に十分周知されておらず、困っていても支援が届かない方が多数いることから、一般質問で周知と相談体制の拡充を求めました。
 過去に議会などで取り上げられた豊橋市の相談数と比べて川越市は相談者が極めて少ない実態を示し、障害者、高齢者、医療の市の計画にも適切に位置付けるよう求めました。市は、埼玉県と連携し、研修などを通して支援体制を強化しながら、市民への周知を広げるとの答弁がありました。
 若年で発症した場合、障害認定に繋げれば介護保険との連携も可能になるため、適切な相談支援の充実は急務です。

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