• 活動ニュース
  • 建設業の担い手確保・育成は重要② 川口ともこ議員の一般質問

アイコン

活動ニュース

建設業の担い手確保・育成は重要② 川口ともこ議員の一般質問

 建設業従事者はピーク時の3分の2に減少する中で、公共施設やインフラの維持更新を担う建設業の担い手確保・育成は重要です。令和5年度の5千万以上の市発注工事は28件、うち3次下請けは7件でした。毎年、連続して国の設計労務単価が上昇していますが、末端の労働者には実感がありません。  川口議員は、昨年度実施した市発注の建築工事に係る労働者賃金アンケートで常用労働者の最低日給額を見ると、鉄骨工で約1万1千円(※国の設計労務単価2万7200円)など直近の(※=)設計労務単価と比べて半分以下でした。市は、下請け契約において、法定福利費が見積書に明示されているかを、受注者から確認しています。しかし賃金調査では適正な賃金が確保され、労動者に行き渡っていない状況があります。国は新しく「担い手3法」を改正して、より実効性を持った建設技能労働者の賃金上昇につなげ、建設産業の担い手確保・育成を図るとしています。市は再度、公契約条例の検討をして行くべきと市の考えをただしました。総務部長は、市公共調達審議会で賛否が分かれ、「答申が両輪併記になったため、条例の可否の判断は困難」との従来通りの答弁を繰りかえしました。

一覧ページへ戻る