平成28年度一般会計補正予算
こんの英子議員が質疑
今回の一般会計補正予算は、歳入歳出それぞれ3億5107万9千円を追加し、歳入歳出の総額を1113億6770万4千円にしようとするものです。補正内容は、介護従事者の負担軽減に資する介護ロボット導入促進、救急搬送による傷病者を受け入れる救急医療機関への助成に係る補助金、川越駅観光案内所の移設にかかる工事請負費、道路の舗装整備や維持補修などが計上されています。
こんの議員は、今補正予算の規模についてどのような認識なのか聞きました。 財政部長は、過去5年間の9月補正予算規模と比較すると、大規模な補正要因があった年度を除き、概ね同程度の補正規模は確保されていると答えました。
介護従事者の負担軽減を
同議員は、介護従事者の負担軽減を図ることは、とても大事であり、そもそも従事者の離職を抑えるためには、処遇の改善や給料の引き上げを行ない、他の業種との賃金格差を是正することが必要だと思うが、国が進める介護ロボット等導入支援は、どのような目的で実施される事業なのか聞きました。
福祉部長は、介護サービス者が介護ロボットを導入する際の経費の一部助成することにより、介護従事者の負担軽減を図るとともに、職場環境の整備、介護従事者の確保に資することを目的にしていると答えました。
川越駅観光案内所は
こんの議員は、川越駅観光案内所の移設後の事業内容について聞きました。
産業観光部長は、従来の業務に加え、自転車シェアリングの受付業務を実施して利便性の強化、電光看板(デジタルサイネージ)を導入し増加する外国人に対応すべく多言語による情報発信をしていく。イベントの日など着物によるおもてなしを行うと答えました。
積極的な予算編成を
同議員は、市民の暮らしが大変な時ほど市長の姿勢が問われる。市民や市内事業者を応援するような補正が組めなかったのかと指摘し、もっと積極的に補正予算を組むべきだと考えるが市長の認識をただしました。
市長は、財政状況に配慮しつつ、安心して暮らせるまちづくり、観光案内サービスの充実及び道路環境の改善に資する事業を中心に、当初予算編成後に生じた新たな行政需要に対応するための予算を措置したと答えました。