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東後楽会館を廃止しないで!

13日、東後楽会館廃止案に反対する会の高橋行雄代表ら9名が川合善明市長に要望書を手渡し、切実な声を届けました。
 伊佐沼のハスをのぞむ場所に、高齢者の憩いの施設東後楽会館がありますが、老朽化と耐震性の問題から、市は今年度末の廃止を発表していました。
 高橋代表は、「4月末、突然の廃止の発表に驚いた。すぐに存続を求める署名運動がはじまり、千名の署名を届けた。新しい温浴施設をつくる話しを聞くが、せめて、次の施設をつくるまで存続をお願いしたい」と訴えました。ある方は、「東後楽会館は、私の生き甲斐になっている。お風呂の後の会話やカラオケ、伊佐沼での散歩、本当に楽しい」また、ある方は「ひとりぼっちはさみしいんです。施設をつぶさないで!」他にも、「高齢者の健康維持に役立っており、医療・介護費も低く抑えることに繋がる」等の声が出されました。
 党議員団は「廃止は利用者の声を聞いたうえで決めるべき」「新たな施設建設はお金がかかり、具体的な計画もない。東後楽会館解体に6千万円かかるといわれるが、費用の一部を改修にまわせば存続は可能ではないか」と市長に、再考を求めました。
 市長は、「廃止を再来年の春にのばした。廃止に変わりはないが、農業ふれあいセンター近くに、クラインガルテンの施設と共に新たな温浴施設を考えている。また、エスポワールの活用も一案。この一年で、検討していく」と答えました。
 会の皆さんは、終わったあと、署名をもっと集めると語っています。
 要請には、長田、こんの、川口の各議員が出席しました。

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