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昨年度の市政はどうだったか
議案審議はじまる 市議会

9月市議会は、7日から市長提出議案に対する質疑が行われます。

 28年度決算を見る

 9月の議会は決算議会とも呼ばれ、前年度の決算が報告され、この一年間の市政運営がどうであったのか議論されます。 
 平成28年度は川合市長の2期目の最終年度にもあたり、2期8年間の市政運営を振り返る側面もあります。補正予算なども含め、平成28年度の一般会計予算1千189億9千625万円に対し、収入済額1千121億2千561万円、支出済額1千85億1千90万円。特別会計は国民健康保険、介護保険など7つあり、予算現額は合計で695億8千294万円に対し、収入済額は687億1千582万円、支出済額は658億1千152万円。一般会計と特別会計の合計では1千743億円もの支出があったことになります。
 また、この他に上下水道事業については一般行政の官庁会計(現金主義、単式簿記)と違い、企業会計方式(発生主義、複式簿記)で処理されており、分析をする際には注意が必要です。 決算の審査では、財政の変化の様子や市民負担の状況、市長の政治姿勢に基づく各施策の実施状況、住民要求がどのように実現しているか、国の政治がどう影響しているのかなど様々な角度から議論がおこなわれます。予算や決算に関する資料なども市のホームページなどで公開されており、市民が関心を持つことも必要です。

給付型奨学金はどうなる

今回の議会で注目されるのは、大学生を対象とした給付型奨学金を行うための犬竹大学奨学金基金条例の制定です。これは、川越市医師会の会長を務めた故犬竹庸二氏の家族から、毎年1千万円を5年間にわたって寄付する申し出があったことから、市が奨学金基金を設けることになったものです。寄付金のほかに市がどのように財源を考えるのか、制度の名称、基金が平成40年3月末までとなっていること等、議論を呼びそうです。日本共産党議員団は8議案について5人の議員が質疑を予定しています。

※進行状況については、市議会事務局(☎224‐6067・直通)まで

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