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「デマンド型交通」来年度実施
交通政策審議会で決まる

10月31日、第2回川越市交通政策審議会が開かれました。
 前回の審議会では、新たな交通施策として3案を審議しました。(1)ミニシャトル、(2)デマンド型交通「路線や定期運行時間を定めず、病院や公民館、駅、スーパーなどのおもな施設に乗降場を定めて、利用者が時間と行き先(乗降場から乗降場への運行に限る)を事前に予約する交通方法」、(3)タクシー補助「現行のタクシーに市の税金を補助し、利用者はタクシー料金を割安で乗れる」の手法を審議しましたが決定までには至りませんでした。
 市は、平成25年と26年にデマンド型交通実証実験をしており、庁内検討委員会も方向性としてデマンド型交通を選択していました。

第2回の審議内容

 前回の提案では、対象地区・対象者が「(1)交通空白地域住民(2)高齢者の移動支援(3)交通空白地域住民と高齢者の移動支援(1)+(2)」だったものが、今回は「都心部(中心市街地)を除く、交通空白地域内と周辺の主要施設までの移動」となり、「高齢者に限らず全年齢対象で、交通空白地域の住民以外も利用可能な地域の公共交通」となりました。
 しかし、市内どこへでも行けるものではなく、都心部(次回詳細地域を定める)を除くことと、市内を4つのエリア(次回詳細を定める)に分け、一つのエリア内のみの移動となります。
 また、ワゴン車両を用いて、数名の乗り合いや、数カ所の行き先を経由する方式としました。

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