市長の公正・公開は堅持されているのか?
川口ともこ議員の一般質問 その1
川合よしあきレポート2016秋号が配布されていますが、市民からは「政策が地域に偏っているのではないか」「いつ・どのような経過で政策決定され、今どこまで進んでいるのか」など様々な意見が寄せられていることから、日本共産党の川口ともこ議員が市長の政治姿勢について、一般質問しました。
川口議員は、どのような意図で何部発行しどう活用されたのか、費用やその負担、ビラの内容は市長が実現したいものを記載したものなのか聞きました。市長は、後援会がその活動のために作成。部数や費用などは法に定められた手続きにより明らかに…と答弁。議会の場で明らかにしませんでした。
野球場・武道館の整備改修決まったのか?
ビラに記載されている「野球場・武道館の整備・改修を進める」とありどこにどのような計画で進めるのか質すと、市長は「初雁公園整備基本構想の見直しが必要であるとの考えに基づき、野球場・武道館の整備・改修について、今後の方向性を見出す」とのことでした。様々な地区から野球場整備の要望があがっております、また、老朽化した武道館の耐震化等の要望もあります。総合計画や実施計画にも野球場と武道館の整備・改修の文言がないのに、ビラで整備・改修を進めるとしたことは問題だとして同議員は、「総合計画との整合性が図られていない」と質問すると、市長は、整合は図っていると答弁。さらに追及すると市長は、「総合計画のスポーツ施設等の整備・充実に含まれる」と答えました。
総合計画には体育館の整備の方針は明記がありますが、建設費用のかかる野球場や武道館の整備改修については、書かれていません。本来、現職市長ならばビラで表明する前に議会への説明が求められます。
南古谷駅北口開発整備
南古谷駅北口周辺整備の開発整備を進めますとビラで表明されましたが、開発整備の内容を聞きました。 市長は、北口開発を契機とし、農業ふれあいセンターを活用したプロジェクトや伊佐沼公園整備事業などと連携させ、南古谷駅を中心とした東部地域の連携発展につながるよう地域特性に応じた土地利用を検討し、…駅周辺から段階的に進めたいと答弁。芳野・古谷地域にまで及ぶ大きな開発整備の考えが示されましたが、行政主導ではなく市民の納得と合意が大事になります。 南古谷駅北口周辺整備の今後の進め方については、住民も入った検討組織を立ちあげ情報を市民に公開しながら進めるべきと指摘し、どこまで検討が進められ、今後の組織体制や整備手法をどのように考えているのか聞きました。
都市計画部長は平成24年度より調査・検討を進め、現在関係機関、関係権利者の移行把握に努めている。今後都市計画の変更に向け、地元説明会等を実施し、広く意見を賜りながら進めたいと答弁しました。