新医師会館が竣工
14日午後、小仙波町2丁目オアシス前に竣工した新医師会館内覧会が行われ、同日夜、竣工披露宴が川越プリンスホテルで開催されました。これに先立ち10日、日本共産党議員団は同会館を訪れ、川越市医師会・大塚淳事務長の案内で視察しました。
きわだつ耐震性
is値 1・25
新医師会館は、川越市医師会事務局、同訪問看護ステーション(24時間訪問介護)、居宅介護支援事業所「こすもす」、同川越看護専門学校、同夜間休日診療所からなっています。
建物の構造は鉄筋コンクリート造り4階建、is値(耐震指標)は1・25となっています。今年度中に耐震工事が完了する市内全小中学校の耐震指標は0・75となっていますが、これと比べてもはるかに強い耐震指標となっています。
災害時など救急医療が必要な際は看護専門学校などのスペースの利用も可能と事務長からの説明を受けました。同会館は自然光を取り込んだ明るい施設で広い図書館やモニターが設置された各種会議室など最新の設備が整備されています。
夜間休日診療所365日診療
これまで、市立診療所で実施されてきた休日急患・小児夜間診療は4月1日から川越市医師会が運営する夜間休日診療所で行われています。市は川越市医師会と協定を締結し、次のような内容で行われます。
○夜間休日診療、内科・小児科…診療日平日(月〜土)午後8時から午後10時まで。
休日(日・祝日・年末年始)は午前9時から11時、午後1時〜3時、午後8時から10時までとなっていて、365日、一年中診療が行われます。
○感染症や災害発生時などの救急医療について市は、同館施設の利用や医療従事者の確保などを要請し、医師会は要請の実施に努めるとしています。