本年もよろしくお願いいたします
新春を迎えみなさまのご健勝とご多幸をご祈念申しあげます。
昨年3月11日に東日本大震災が発生、福島第一原発事故が加わり、未曾有の大災害となりました。日本共産党はただちに街頭で救援募金に取り組み、くり返し現地に入って、救援ボランティア活動に取り組んできました。このようななかで、いっせい地方選挙が行われ、県議選は議席に届きませんでしたが、市議選は4人全員を市議会に送りだしていただきました。みなさんの大きなご支援に心から感謝申しあげます。
さて、自公政権から民主党政権に変わり2年余が経過しました。鳩山・管政権に続き3代目の野田政権が発足しましたが、沖縄・普天間基地や消費税の大増税など自公政権とまったく変わらない悪政の継承者となっています。野田首相はTPP参加に向け関係国と協議に入ると表明。これは農業、食品の安全、雇用、医療など国民の暮らしと経済に壊滅的な影響をもたらします。いま、異常な円高・デフレが進行し、国民の暮らし、経済が大変厳しいものになっています。今こそ国内需要を喚起させる経済政策、大きく減少した国民所得を回復し、家計を応援する政治への抜本的転換が必要です。
川合市政になり、すでに3年近くが経過しました。この間の市政は、健康長寿奨励金を廃止し節目支給への縮小、都市計画税の増税、下水道使用料の値上げなど負担増の連続です。
日本共産党市議団は市民・中小零細業者の暮らしを守る施策、災害に強い街づくり、放射能汚染から子ども市民のいのち・健康を守る施策…など、毎回の市議会で建設的な提案を行い実現を迫ってきました。今年は市政施行90周年の節目の年を迎えます。来年は年明け早々、市長選挙が行われる予定です。日本共産党はみなさんと力をあわせ、貧困と格差が広がるもとで、憲法を守り、暮らし・福祉優先、市民参加で住民こそ主人公の市政実現へ全力で奮闘する決意です。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
2012年 元旦
日本共産党川越市議会議員団