活動ニュース活動ニュース

indexに戻る

川越駅西口に公園や広場を
市有地の利用で意見聴取

 1月28日市は、これまで暫定利用してきた西口の自由広場と自転車駐輪場等を含む市有地(約8300?)の今後の利活用について、近隣の脇田本町と新宿1丁目、旭町1丁目自治会住民に対して南公民館で意見聴取を行いました。
 市は、平成22年3月に発表した川越駅西口周辺地区基本構想において、市民がどのような機能や施設など何を求めているかの検討をしています。平成18年の市民意識調査では、「公園や広場などが多い潤いのある町」という要望が19・6%と高く、市の施策としても消防・防災・防犯が16・4%、公園・緑地の整備が16・3%と上位になっていることから、公園・広場などのオープンスペースの確保が求められています。
 また、交通アクセスに優れ、西部地域振興ふれあい拠点施設との連携も期待できることから、行政サービスの充実や公共駐車場、公共自転車駐輪場の整備が望まれています。そのほか、駅前広場の改修工事が行われていますが、機能を分散して整備する必要があるため、駅から120mと近い市有地を駅前広場の一部として検討するとしています。
 
楽しくなるような公園を

 川越が好きで引っ越してきたという子育て中の女性からは、「観光都市川越の玄関口のイメージが明るくなるよう、緑があふれ潤いやゆとりを感じられる公園がほしい」。「商業施設やデパートがある東口と同じ機能を西口に整備するのではなく、差別化を図り観光に来る人たちがまた訪れたくなるような空間をつくり、東口商店街と共存共栄できるものがいいのではないか」。ある自治会関係者からも「歩いて楽しくなるような公園がほしい」。「また、川越市に来たいと思える街。人を呼ぶものがほしい」「子どもも活用できる施設や文化施設はどうか」。

郵便局誘致を

 さらに、ふれあい拠点施設にかかわる内容では「テナントの一つに郵便局誘致を」「乳幼児をかかえるお母さんや障害者、高齢者の安全で良好な歩行空間の確保のために大宮ソニックのようにデッキのさらなる延伸を」。暫定駐輪場については、いちいち150円払うのはとても煩わしいのでスイカやプリペイドカードにしてほしい。鉄道利用者のために駐輪場が利用されているのだから鉄道会社が駐輪場を整備できないかなどの声が寄せられました。
 その他、市役所移転にかかわることや県の地方庁舎の跡地活用に関する質問もだされました。
 今回、こうした直接住民への意見聴取は画期的なものでした。もっと川越市民など広く意見を聞いた上で具体案を示してほしいと期待が寄せられました。

ページのTOPに戻る