活動ニュース活動ニュース

indexに戻る

新斎場建設の環境影響調査を公表

 4月15日に開かれた議会運営委員会で「川越市新斎場建設事業に係る基本設計及び環境影響調査の結果について」市から報告されました。

平屋建て火葬炉は12基

 新斎場建設基本設計は、基本構想、基本計画を踏まえて建物の規模、諸室の配置計画、平面設計、概略設計をおこなったものです。設計の特色は、建物は平屋建てを基本としてバリアフリー化を図り、火葬部門・待合部門・式場部門を明確に分離し配置しています。火葬部門は、火葬炉数12基で、3炉を1ユニットとし、ユニットごとに告別室、見送りホール、集骨室を設け、他の葬家の儀式と導線が重ならないよう儀式の個別化を図るなどとしています

環境影響調査を公表

 火葬場は、環境影響評価法等により環境アセスメントを実施する義務はありませんが、新斎場の建設にあたり、計画地周辺への環境影響に配慮して工事や運営をおこなうことは重要で、であるとして市は昨年度に環境影響調査を行いました。
 調査は、大気質、騒音、振動、悪臭、地盤、動物、植物、生態系、景観の9項目についておこない、周辺環境に与える影響や環境保全措置などが明らかになりました。具体的には、ダイオキシン類などの大気質は、他の自治体の同様な施設を参考に算定し、想定される物質が最大となる条件で予測しても、全ての項目で環境基準等を満足しているとしています。その他の項目についても規制基準等を満足し、または環境保全措置を講じることで低減を図ります。植物については、計画地内に希少生物のリストにある保全すべき種が4種あり、他の場所に移植を検討します。
 基本設計と環境影響調査の結果は、今後市のホームページで公表するとともに、印刷物を窓口で閲覧できるようにし、周辺の関係者には説明を行うとしています。

ページのTOPに戻る