(仮称)喜多院門前通り線整備へ
成田山別院前の通りから喜多院までの約150mの参道、「(仮称)喜多院門前通り線」を今年度、実施設計を行い用地買収(トランス設置場所)と・電線地中化工事を実施し平成26年度7月頃から道路改装工事が行われる予定です。同区間の道路整備を通じて文化財の周辺環境の向上が図られ、観光客や歩行者の安全性の確保につながります。
本山修一議員が市議会の一般質問で本市が歴史的風致維持向上計画に認定されたことから観光客の回遊性拡大を図ることなどから同区間の整備を求めていました。
「歴まち法」による整備
同区間はこれまで、歴史的地区環境街路事業(歴みち事業)の16路線、3850mの歩行者系ネットワーク計画の構想路線に位置付けられていますが、「歴まち法」に基づき認定された「川越市歴史的風致維持向上計画」により歴史的資産を活用した街づくりを推進することができるようになったことから、今年度から国の社会資本整備総合交付金、約2095万円の補助がつき実施されます(総工事費8212万円)。
昭和60年に、調査が実施されて整備されてきた「歴みち事業」は、すでに都市計画決定した10路線のうち、菓子屋横丁通り線、養寿院門前通り線、大正浪漫夢通り線など7路線の整備が完了しています