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西部地域ふれあい拠点施設が着工

 12日仮称・西部地域振興ふれあい拠点施設(総事業費約163億円)の起工式が行われました。式典には知事、市長をはじめ国会議員や県議、市議ら関係者が出席し、鍬入れなどが行われました。
この施設は、地域の産業振興と市民の活動交流を促進するため県と市の共同事業として進められています。施設は地上6階、地下2階(延べ床約4万?)で、蔵造りをイメージした通路と中庭を設けるなど回遊性を重視しています。太陽光発電や地熱利用の空調設備、トイレの水は雨水を利用するなど環境にも配慮した建物となっています。
 市の施設は、公民館と証明センター、市民活動施設、子育て支援施設、男女共同参画推進施設。劇場型多目的ホールは多様な使い方ができるようにするとしています。
 県の施設は、1階に交流支援施設、3、4階に消費生活支援センターや県税事務所、パスポートセンター、地域振興センター、西部環境管理事務所など、5階に創業支援と商工団体などの事務室となっています。地下1、2階は駐車場と防災倉庫も設けられます。
今後、市は施設の管理・運営をどのようにしていくのか検討していくとのことですが、歴史と文化のまち川越にふさわしい中身になるよう注視していきたいと思います。

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