平成24年度一般会計
歳入歳出決算認定議案
本山議員の質疑 その2
本山議員は木造住宅等の耐震診断・耐震改修補助制度は分譲マンションも補助対象になっているが報告では実績ゼロとなっていることから同補助制度の先進例をだたしました。
都市計画部長は分譲マンションについて、さいたま市と補助額の比較では耐震診断では1棟20戸を超えると川越市の補助額を上回り、耐震改修では1棟で4戸以上の場合は川越市の補助額を上回る。建物の規模にもよるが診断・改修補助額はさいたま市が最も手厚い補助を行っていると答弁。本市は遅れをとっていて、先進例の施策の実施が求められます。
あくまでPFIありき
新学校給食センターについて検討経過と今後の予定などをただしました。学校教育部長は、昨年度PFI導入可能性など業務委託を行い調査検討をおこなった。今後、PFI事業の適否について判断し、基本計画を確定、公表したい。同センターは1万2千食、延べ床面積約5千?から7千?を想定、事業用地は概ね1万から1万3千?を見込んでいると答えました。市はあくまでPFI手法で建設をめざしていることが明らかになりました。
「はだしのゲン」蔵書状況は?
松江市教育委員会が小中学校図書館で広島の原爆投下による被爆体験を題材にした故中沢啓治さんの漫画「はだしのゲン」を閲覧制限したことについて、表現の自由・知る権利を犯すものだなどの批判が広がる中、同教育委員会は閲覧制限を取り消し学校の判断に任せる」と正式に決定しました。本山議員は以上を前置きし、本市の小中学校図書館の「はだしのゲン」の蔵書状況を聞きました。同部長は「はだしのゲン」の蔵書は小学校32校中27校、中学校22校中17校となっていると答弁しました。
同議員は松江市教育委員会の「はだしのゲン」に係わる一連の行為をどう考えるか教育委員長に見解を求めました。同委員長は「豊かな感性や情操をはぐくむ役割を有する学校図書館教育は子どもの発達段階に応じ、適切な教育的配慮をもって推進する必要性がある」と答えました。