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民主的な議会運営を求めて
市議会は実質審議に入れず空転 

2日開会した市議会は、2日、3日の2日間にわたり実質審議に入れず空転し、翌4日は休会となりました。
 開会日に開かれた議会運営委員会で日本共産党のかきた有一議員が、市長の私的な後援団体役員懇親会で、市議会の代表である議長があいさつを行ったことを指摘したことを発端としたものです。

 同委員会でかきた議員は、1.市長の後援会が開いた私的な会合に議長の肩書きで参加したことは公私混同であること、2.議会開会直前に、市長が議案を審議する議会の議員を招いて酒席をもうけることは二元代表を形骸化させる疑いをもたれる原因になり不適切、3.一部の議員を招いての会合に議長として参加することは、公正中立であるべき立場として許されない、4.今回問題となった会合は日本共産党議員団には案内されておらず、この会合で議長にあいさつさせたことは、一部の議員を議会全体とみなすもので許されない、など問題を指摘しました。またこの会合には市から事業を委託されている団体や、各種審議会の委員など市政と関わりの深い団体の代表者も多数出席しており、これらの方々と市長の癒着なども疑われることに繫がるものだと問題提起し、議会運営委員会で断続的に協議が進められています。

 今回の問題は、考え方の異なる会派が議論をする場である議会が民主的で公正に運営されるかどうかが問われるものです。
 日本共産党議員団は、市政運営や政策決定が公正に行なわれているのか、市長の政治姿勢などについても議会のなかで繰り返し指摘し論戦しています。
 同委員会のなかでも、今回の議長の対応については各会派から問題だとする意見が相次ぎ、4日の時点で議会再開の目途は立っていません。5日10時から議会運営委員会が開かれ、引き続き協議となり、日程は順次延期される見通しです。また、初日に会期を26日としていることから、審議時間の確保も危惧されています。

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