議会には何の見解もなし‐市長
3月議会はじまる
2月25日定例市議会が開催し、市長が市政方針、平成26年度当初予算と主要施策の概要について、教育委員長が教育行政方針について述べるとともに、今議会の市長提出議案43件が提案されました。
冒頭に、市長は12月市議会で提案された議案のうち20議案が審議未了となり市民生活に影響を与えたことに触れ、「政治は結果責任である」と前置きしたうえで、市民に対して謝罪の弁を述べました。
しかし、この発言の中には、議案が審議未了となった原因や、一般質問が中断したまま終了したこと、議会に対する見解などは一切語られませんでした。また、市政方針の中には、この問題の発端となった公契約に関する考え方は一切盛り込まれていません。発言では、あえて「政治は結果責任」と前置きしていることから、原因について自身の責任を回避する発言とも受け取れ、今議会の質疑や一般質問でのやり取りが注目されます。