行政改革推進の問題点について
〜本山修一議員が一般質問〜
本山議員は、平成22・23年度と行った「公開事業点検」の仕組みを取り入れた外部評価による行政評価を市は今年度行っていくと説明されましたが、どのような仕組みになるのか。これまで実施された公開事業点検とどのような点が違うのか市にただしました。
政策財政部長は、これまでの公開事業点検は、1事業について合計で45分間で点検を実施、点検結果は平成22年度は廃止が3事業、市(改善)が5事業。23年度は廃止が4事業、国・県実施が2事業、市(改善)が4事業で、点検結果を所管部で検討、最終的に市の対応方針を決定した。今年度から行う外部評価は対象事業を1事業ごとに60分から90分程度で事業説明、質疑応答・まとめを行い、その場で各事業の方向性は決定せず、後日内部の委員会や部会で議論して決定していくと答えました。
市民ニーズ尊重を
同議員は、外部評価の点検による判定を行わず、結果を内部の部会、委員会で議論して方向性を検討することだが、市事業の市民ニーズを尊重し、公的な役割など判断していく必要があり、今後このような立場に立ちどのように取り組むか見解を求めました。
同部長は外部評価人から頂いた貴重な意見を踏まえ市として事業のとらえ方など庁内委員会で十分議論し慎重に対応していくと答えました。