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本山修一

川越市史編纂について
〜本山修一議員が一般質問〜 

本山議員が川越市史の構成と発行時期についてただしました。
教育総務部長は、第1巻は原始古代編で(中 略)現代編1と、それ以降から昭和50年までの現代編2の2冊から構成されている。市史編纂事業は、昭和37年に市政施行40周年記念事業の一環として発足、以来20余年の歳月を経て、昭和61年3月に事業を終了したと答弁しました。

関東大震災、渡来人文化が未記載

本山議員は、市史古代編に朝鮮半島などから入ってきた渡来人文化に関してわずか触れられているだけで、関東大震災のことも記述されていないと指摘。これらがなぜ記述されなかったのか聞きました。
教育総務部長は記述されなかった理由はわからないと答弁しました。
関東大震災発生時に各地で朝鮮人などへの暴行や殺害が発生しました。しかし、川越では、市及び川越警察署が彼らを保護しており、当時の武田熊蔵市長が「大正12年事務報告」に被害状況と合わせ記載しています。また、入間川以西の地域に朝鮮半島や中国大陸からの渡来人文化があったことが新篇武蔵風土記稿に記されているのに、加藤瀧二市長時代、朝鮮人への偏見、差別的な感情から、あえてこの2つの歴史を記述しなかったと、当時の市史編纂室長が語った事を紹介。記述されていない項目は今後見直していくべきではないか見解を求めました。
同部長は、改めて市史を編纂する場合、客観的事実が欠落している部分については全体的見直しを行う中でこれらを検証していくと答えました。

100周年事業に市史編纂を

川越100周年記念事業の一環として川越市史編纂事業をスタートさせ、新たな巻を刊行していくべきだと考えるが市長に見解を求めました。
 市長は、市制100周年の節目に市史編纂の機運が高まれば、事業として検討していくと答えました。

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