事業者と具体的な交渉を
川口ともこ議員の一般質問
日本共産党の川口ともこ議員は、「川越駅西口の有料化された駐輪場について(パート2)」と題して12月議会で一般質問しました。
これまでの経過の中で、市は、民間事業者との交渉で1点目に1回の利用料金を100円とした場合の減収見込額の算出、2点目に月決め料金設定を2000円および2500円としたときの減収見込額の算出、3点目に出入り口に屋根を設置した場合の費用の算出を依頼していました。しかし、現実的な回答が得られずに今日まで至っていることがわかりました。
川口議員は、「市の主体的で積極的な交渉が必要ではないか」と屋根設置やプリペイドカード式の導入などを市として独自に調査し試算を示しながら交渉するよう求めました。
総務部長は、現状では、駐輪場の利用者に対する具体的な改善策が見いだせない状況となっている。市としても別の角度からの交渉が必要と考えている。試算は難しいが独自に情報収集を行い事業者の協力のもと改善が図られるよう努めると答弁しました。
また、暫定自由広場周辺に放置自転車が増え困っていると住民から相談が寄せられています。特にシルバー人材センターの監視員がいない土曜、日曜日に増えるので、この対策をこうずるよう求めました。
市民部長は、今後は平日以外の日にも自転車置き方指導員を配置することを検討する。また、放置自転車禁止区域に指定するための事務を進めていくと答えました。
根本的には、市が早急に西口周辺に駐輪場を整備することが求められています。市は、賃貸借契約が切れる平成26年もしくは27年には整備できるよう、規模や建設場所に着いて関係課と協議を行っていると答弁しました。