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かきた有一

高齢者が生きいき暮らせる地域に
かきた有一議員の一般質問

 市政こんだん会で地域の方から、「歩いて行ける範囲に買い物ができるところがほとんどない」「生鮮品などは手に取って選びたい」との声が寄せられました。この声に基づき、3月議会でかきた有一議員は、「買い物難民」の実態と地域づくりの取り組みと題して一般質問をおこないました。
 高齢になるにつれ、重いものが持てない、徒歩圏にお店がないなどの理由で買い物の不便が多くなります。
 また、老後の不安については、健康や生活費、身内の介護を上げる方が多い一方、地域との係わりが少ない実態が見られます。
 こうしたなか、市の施策や介護保険に望むものを見ると、入所施設の充実とあわせて、在宅生活を支援する施策の充実が望まれています。

高齢になるほど生きがいを持てない実態

 かきた議員は、アンケートの中で高齢者が、歳をとるほど生きがいや充実感を感じられない実態があることを指摘し、市長に見解を求めました。
 市長は、「今後、高齢者の方々に生きがいや充実感を持って生活を送っていただくためには、元気な方には支えられる側ではなく、地域社会を支える側として活躍していただきたい。地域の諸問題に対し、いままで培ってきた知識や経験を発揮していただくことで、失われつつある地域の絆が再生されると感じる。社会的気運をつくりだし、出番を提供する仕組みづくりが課題」と答えました。

高齢者や地域の実態把握を

 かきた議員は、高齢者の実態を把握するためにも全員を対象にした調査が必要ではないかと問いました。
 市は、高齢者保健福祉計画、第5期介護保険事業計画策定のためにおこなったものはサンプル調査で誤差の少ない傾向が把握できているとしながらも、全数調査が望ましい場合もあり、より的確に把握する方策を検討すると答えました。
 また、高齢者や支援が必要な方を支えるためには地域の力を活かすことが必要として、地域懇談会などを開き、幅広い意見を交流してはどうかと提案。市は、それぞれの地域において実態を把握し、課題を明らかにしたうえで、解決方法を地域で考えることが重要。地区社会福祉協議会が主催するエリアミーティングなども参考に検討すると答えました。

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