霞ヶ関北公民館・霞ヶ関西公民館整備の現状
かきた有一議員の一般質問
市内で最も高齢化が進んでいる地域にある霞ヶ関北公民館は、建設から40年が経過し、老朽化、耐震性の課題を抱えています。また、施設の多くが2階に集中しており、エレベーターもなく、高齢者が利用し難い現状です。
次期総合計画の策定にあたって行われたエリアインタビューでは、霞ヶ関北小跡地や霞ヶ関北公民館に関する意見として、「高齢者が自由に立ち寄って話ができる場所をつくってほしい」「霞ヶ関北公民館建設に期待している」などの声が寄せられています。
一方、平成15年に移転した旧霞ヶ関北小学校跡地は、全体面積1万7057?のうち西側1万1220?に「かほく運動公園」が整備され、東側5837?は「霞ヶ関北公民館」の移転予定地となっています。現在は空き地となっており、閉鎖されていますが、お花見やイベント時には駐車場として開放されています。
かきた議員は、市民センター条例が制定され、出張所と公民館の一体的な運用が始まるなか、霞ヶ関北公民館、出張所をどのようにするつもりか問いました。
市は、同出張所は公民館と併設されていない唯一の出張所。両方が同じ場所にあった方が良く、いずれはこうした要望に応え出張所と公民館を集約したいと考えるが、出張所は建築して13年であり、こうした状況も含めて今後について考えると答えました。
霞ヶ関西公民館の建設予定地は市が先行取得
さらに、かきた議員は、公民館未整備地区となっている霞ヶ関西地域の進捗状況をただしました。
同地域では、懇話会から平成20年に建設候補地について、本年1月には施設機能について提言書が出されています。これを受け、平成24年度に市が建設予定地を先行取得していることが明らかになりました。用地は川越西高校の南側にあり、市が除草等の管理をしています。
これら2つの公民館については、総合計画に記載されているものの、具体的な進捗がない状況が続いています。
かきた議員は、市民に対し、建設にむけたスケジュールを示し、計画的に進めるよう提案しました。