旧川越街道の安全対策を
こんの英子議員の一般質問
12月市議会でこんの英子議員は、旧川越街道の安全対策について一般質問をおこないました。旧川越街道は国道16号線につながる、国道254号線と並行している道路です。国道254号線が込み合う朝夕の通勤時間帯は、渋滞を避けるため、旧川越街道を抜け道として利用しているドライバーが多く、時速30キロが制限速度になっていますが、スピードを出している車も多く、信号機の設置や安全対策を強化して欲しいという住民の声が寄せられ、一般質問でとりあげました。
児童・生徒の安全対策を
沿線には高階中学校や高階北小学校などの通学路などにも一部使われているため、児童・生徒の安全対策はどのようになっているのか。旧川越街道の交通安全上の位置づけについて、市はどのように認識しているのか、質しました。
市民部長は、「通学時の対策として、学校の先生や保護者、地域の皆さんによる見守り活動を行っている。旧川越街道は幅員が狭隘ですが、抜け道として利用されている。市としても、特にきめ細かな安全対策が必要な道路だと認識している」と答えました。
危険な交差点に信号設置を
こんの議員は、事故の多い交差点や旧川越街道と市道6376号線の交差点に、歩行者の安全確保のため信号設置の検討も必要と提案しました。市民部長は、「川越警察署に確認したところ、同路線は幅員が非常に狭く、円滑な交互通行が困難な状況。渋滞をおこす可能性が高くなるため、現状のままでは設置は難しい」と答弁しました。交差点の安全対策については、新たに「スピード落せ」の路面表示や「交差点注意」の立て看板の設置、大型の横断歩道標識の設置を川越警察署に要望する。国道254号線からの抜け道対策も検討する」と答えました。
安全な道路環境へ
今後の道路整備の予定について、建設部長は「沿線には商業施設や住宅が立地し、市民生活や交通にとって重要な路線と認識している。側溝の布設替えや舗装の打ち替えを継続的に実施し、安全で快適な道路環境を目指す」と答弁しました。