子ども医療費無料化の拡充を
こんの英子議員が初質問
10・13日にわたってこんの英子議員は、選挙公約の『子ども医療費無料化の拡充について』初めての一般質問を行いました。
川越市は昨年7月から通院分の支給対象を小学校3年生まで拡大しました。しかし、近隣のさいたま市や上尾市、東松山市では中学卒業まで拡充されており、中学校卒業まで無料化が大きな流れになっています。
通院の支給対象を小学校6年まで拡大するのはいつ頃か。また、中学校3年生まで拡大する考えはあるかと市長に質問。
市長は、6年生までの無料化は、本市の財政状況や子育てに関する他の施策も勘案して、できるだけ早い時期に実現したい。また、中学校卒業までの拡大については、国の「社会保障と税の一体改革」の動向も見据えた上で、検討していくと答えました。
従来、1学年ごとに約1億円が必要とされていましたが、6年生まで拡大しても、約2億1千5百万円の予算(1学年あたり7千万円強)でできることも明らかとなりました。
他の自治体の医療機関を利用しても窓口無料を
今回は、拡充と併せて他の市町村の医療機関を利用したときの窓口払いについても取り上げました。現在、川越市では他の自治体の医療機関を利用した場合、一度窓口で医療費を払い、後日市役所に申請をして医療費が返還されます(償還払い)。しかし、仕事が忙しく、市役所に申請に行けず、お金がなければ病院にも行けません。
川島町は川越市の医療機関を利用しても、医師会や歯科医師会と協定を結んでいるため、窓口でお金を払う必要がありません。川越市でも他市町村の病院を利用したとき窓口無料にできないかと質問しました。
現在、審査支払事務の専門機関への委託を検討しており、今後、川島町のような方法も研究していくと保健医療部長が答弁しました。
一般質問を終えて
一般質問の当日は朝から緊張し、心臓がバクバク、登壇しても足が震えていました。しかし、みなさんの代表として議会に立たせてもらっているのだと思い、胸を張って、元気よく一般質問することができました。傍聴席にもたくさんの方が居てくださり、勇気づけられ、心強かったです。ありがとうございました。
今後も、皆さんの要求を実現させるために全力で頑張ります。
一日も早く、無料化を実現させるためにも運動が必要です。子どもや孫のために、ぜひ、要望署名にご協力ください。24日に、市長交渉を予定しています。