市民が利用しやすい新河岸駅橋上駅舎化に
こんの英子議員の一般質問
こんの議員は、市民アンケートで寄せられていた、新河岸駅橋上駅舎化と生産緑地など高階の諸問題について一般質問しました。
同議員は、橋上駅舎化の東西自由通路の位置づけについて、また、駅前広場の整備に合わせてベンチなど市民が休憩できる施設などの設置について質しました。
都市計画部長は、昨年12月3日に行った都市計画の変更の中で、地区施設の1つに位置づけ、幅員6m、延長約58mの歩行者用通路として定めている。整備後は、市の施設として維持管理を行い、駅東西間を24時間自由に往来できる計画と答えました。また、駅前広場の休憩施設の設置予定はないが、シェルター付きのバス停留所等が計画されているのでバス停留所施設の付属物として設置できないか検討すると答えました。
用地取得進む
同議員は、新河岸駅周辺整備事業について新河岸駅前道り線の国道254号から新河岸駅までの整備状況と平成26年度の整備計画を聞きました。
同部長は、平成26年2月末現在用地取得率は約91%。取得完了後に、下水道の地下埋設工事を実施し駅舎の整備の整合を図りながら、道路整備工事に着手する。来年度の整備計画は、寺尾大仙波線の延長300m、幅員16mの道路工事を予定。併せて、通称神社道りは、幅員6mの道路工事を予定。駅南側の踏切西側の現況が五差路となっているが道路形状を解消するため、交差点改良工事を予定していると答えました。
生産緑地の利用を
高階地区は、1人あたりの公園面積は0.9?と市内で一番少なくなっています。寺尾地域の方からも、公園が欲しいとの声も寄せられています。緑地の保全や公園などについても計画的に用地の取得を考え計画に取り入れていくべきだと指摘し、生産緑地を将来の公共施設用地として活用するのか質しました。都市計画部長は、法では自治体の責務として、公園、緑地その他の公共空地の整備の状況と将来の見通しを勘案するとされている。緑のオープンスペースの確保や合理的な土地利用転用などは課題となっている。国でも直轄調査を実施しているので注視していくと答えました。