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こんの英子

ブラック企業の規制を
こんの英子議員の一般質問

こんの英子議員は、安倍政権が改悪しようとしている労働者派遣法の問題点などをあげ、昨年の9月議会に続き、ブラックバイトを取り上げ人間らしく働ける雇用について一般質問を行いました。
平成24年10月から川越しごと支援センターが開設され、平成25年には高校での出前セミナーが実施されました。
こんの議員は、正社員と非正規では10万円も賃金格差が生じていることを明らかにし、同法の大改悪は、常用雇用の代替えを禁止する大原則が無くなれば、正社員から派遣への置き換えが大規模に進むと指摘し、今回の労働者派遣法の改正による影響について聞きました。

労働者への影響が大きい  産業観光部長

産業観光部長は、専門26業務の区分が撤廃され、労働者派遣制度の活用が進み、派遣労働者が増えることも想定され、派遣元事業者、派遣先事業者、派遣労働者それぞれの立場によってメリット、デメリットが存在する。いずれにしても労働者への影響が大きいと答えました。
同議員は、学生アルバイトなどに正社員並みの過酷な責任やノルマを課し、違法・無法な働き方を強いる悪質なブラックバイトについて取り上げ、ブラック企業の規制や長時間労働の是正など人間らしく働けるルールの確立が求められていると指摘し、高校生にも労働法が適用されることを周知することを提案し、高校出前セミナーの拡充について聞きました。
同部長は、高校生を対象とした労働法出前セミナーは、多くの生徒が理解を深めていることから、開催校を増やしていきたい。その中で、高校生アルバイトが労働法の対象になることを周知していくと答えました。

実態調査を提案

こんの議員は、現在本庁舎の耐震補強工事が行われているが、設計労務単価の引き上げに伴い、公共工事の下請け労働者に適正に賃金が支払われているか、実態調査するように提案しました。
産業観光部長は、調査することは有益であると認識している。今後、調査方法、対象工事、調査項目等を検討し、実施に向けて努力すると答えました。

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