平和都市宣言」の懸垂幕設置を
こんの英子議員が一般質問
こんの議員は、「非核三原則の堅持と平和施策の充実について」と題し、一般質問をおこないました。
8月4日から6日まで原水爆禁止世界大会に参加し、核兵器は絶対悪であり人類とは共存できないと感じたこと。また、広島祈念式典では、戦争は2度と起こしてはならない。平和への想いを噛みしめたことを報告しました。
川越市は、平和首長会議に参加しており、2005年には「小江戸かわごえ平和都市宣言・2005」を制定しています。
こんの議員は、原爆写真展の際、市民の方が折り鶴を折れるコーナーを設置し、広島や長崎に送ることができないか提案しました。
総務部長は、市民の方が折り鶴を作成して頂くことは可能。広島市や長崎市に送ることも可能と答えました。折り鶴については、来年度からの実施に向けて、関係課と調整をすると答えました。
原爆投下時に市内の寺院の鐘を鳴らしてもらっては
同議員は、現在原爆投下された時刻に、「時の鐘」を鳴らしているが、市内の寺院などに協力を求め、鐘を鳴らすことはできないか提案しました。
同部長は、平和の尊さ・平和への願いを今一度考えていただくきっかけにもつながることから、今後検討していくと答えました。
川越駅周辺に「平和都市宣言」の横断幕設置を協議
こんの議員は昨年の一般質問で「平和都市宣言」の懸垂幕を市役所庁舎に掲げるよう提案しましたが、その後の検討状況について聞きました。
同部長は、設置場所の問題や費用面、安全面での検討課題もあり、関係部課と慎重に協議していく。また、川越駅周辺に横断幕等を設置することも効果的と考え、併せて関係部課と協議していくと答えました。
市ホームページで核廃絶署名を周知する
来年は、核兵器不拡散NPT再検討会議が開かれます。平和首長会議がおこなっている核廃絶の早期実現を目指す署名をオンライン化するなど、ホームページの充実も併せて、平和首長会議が取り組んでいる「2020ビジョン」に賛同し、市も署名活動に参加してはどうかと聞きました。
総務部長は、平和首長会議の加盟市であることから、会議の取組みは協力すべきと考えており、市ホームページ等でオンライン署名について周知し、平和施策の充実に努めていくと答えました。