

ごみ減量・リサイクル推進の行政へ −かきた有一市議の質疑−
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五日午後、かきた市議は「仮称川越市新清掃センターリサイクル処理棟新築工事請負契約について」質疑を行いました。
同リサイクル施設は、先に議決され着工が間近に迫った新清掃センターの熱処理施設に付随する施設で、市にとっても大きな事業となっています。
@入札についてA施設機能や安全対策、事故やトラブルへの対応についてB公害問題についてC建設にあたっての基本姿勢について、の四つの側面から説明を求めました。
一トンあたりの単価は五千百万円で、神鋼環境ソリューションを含む特別共同企業体が落札をしています。入札金額は二十七億円から四十五億円までバラつきがあるが、安全性などについては仕様書に基づき十分確保していくとしています。
機能面では、過去に現リサイクルセンターでびん・缶ラインにエアゾール缶が混入したことにより爆発事故が発生した事例があるが、ラインを遅くするなどの対応を行ったことや目視だけではなく手選別を行うよう改善を行っています。さらに、新しい施設では、破袋機・破除袋機などで安全対策を確保するとともに、万一爆発が起きても被害が出ないようにする。火災対策の設備や検知器なども十分確保するよう仕様に明記しているが、万一が起きないよう細心の注意を払って設計する。今後は地元と協定などを結ぶなど、理解を求めていくとしています。
また、施設完成後は、現リサイクルセンターで行われている缶の処理を新施設で行うようになるため、缶と一緒に回収されているペットボトルは分けて収集して行きたいとの考えが示されました。
公害については、化学物質過敏症でめまいや呼吸困難などの健康被害を引き起こす「杉並病」が問題になっているとの指摘に対し、杉並中継所とは扱う対象も処理方式も異なる。また、本施設は現在の西清掃センターで行っている業務を継承するもので、現在の施設では健康被害等は発生しておらず、本施設で同様な問題は発生しないとしています。
基本的な方針については、一人一日五%削減することや、最終処分物を半分に抑制するという目標のもと、ごみ削減とリサイクルの推進に努力していくとの方向性が示されました。本事業は交付金の対象となっていますが、内訳は交付金28%、地方債64%、一般会計8%となる見込みです。また、稼動時のランニングコストについては、人手が介在する部分が多く、人件費が大きくなる見込みです。
答弁を受けて、かきた市議は、迷惑施設という側面もあり、地元住民に対して建設にあたってきちんと説明を行うことが必要であるとともに、ごみ問題は市民全体にとって大きな問題、広く理解を求める施策が必要だと指摘しました。
これに対して市は、レジ袋削減キャンペーンを行い市民全体でごみ問題へ取り組むとの施策を予定していると応じました。
本議案についての審議は厚生常任委員会に付託されました。
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