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定例市議会

「つばさ」のPRに一二〇〇万円
川口ともこ議員が質疑

 九月五日、一般会計九月補正予算に対する質疑を日本共産党の川口ともこ市議が行ないました。

三位一体改革で58億減る

 一般会計補正予算は、十一億八〇五三万八千円で歳入の主なものは、市債四億九六二〇万円、繰越金三億四一九九万二千円などです。八月発表の普通交付税で、川越市は、三年連続でゼロでした。補助金や交付税などが減っている影響額を聞いたところ、財政部長は「三位一体改革以前の平成15年度と平成20年度を比較すると約五十八億四二〇〇万円の減となる」と答えました。
 財政調整基金についてどれぐらい残っているのか聞いたところ、七億三九四七万円六千円と同部長が答えました。

初雁公園便所の新築工事

 歳出では、37%を占める税源移譲に伴う市県民税還付金等の追加計上で4億4000万円増です。
 初雁公園便所新築工事費に2500万円計上された中身について伺ったところ、「三田城下橋線に面した一角で初雁球場の駐車場内に設置したい。形態は、男子用は洋式1・小便器5、女子用は洋式3・和式2、その他障害者も利用できる多目的トイレ1を予定しています」と建設部長が答えました。

来春放送「つばさ」の応援団を市が組織

 つばさ推進協議会に1200万円補正予算の内容について伺ったところ、産業観光部長は、「つばさ」広告ポスターやチラシなどの掲出物の作成費、東武、西武、JRの中吊り広告、雑誌等への広告料、市内商店街灯フラッグの作成などPRに関する事業経費などと答えました。さらに商工費では、郊外型駐車場の舗装整備に1100万円の補正が組まれおり、観光バスで25台分増えます。
道路補修に6000万円増

 川口議員は、市民要望の多い道路の維持補修の件数は、増えているのか質疑。要望に応えられない残件数は、前年度より約200件増えて1167件にのぼることがわかりました。今回の補正でどれぐらい要望に応えられるのか伺ったところ、約40ヶ所と建設部長の答弁がありました。
 川口市議は、思い切って300件位処理していかないと5年で2000件の要望が積み増しになってしまう。目的のない市有地を売り払ったり、財政調整基金を7億のうち半分を取り崩したりして、この間減らされ続けた道路の維持補修費に充てていくべきではないかと提案しました。

三田城下橋線21年度完成

 その他、三田城下橋線に6691万円と川越南大塚線に3億4707万円の増額補正となっています。三田城下橋線は、電線地中化し来年度に完成予定となっています。

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